ネットワークハードディスク、NASを購入しました。購入したのは「BUFFALO リンクステーション RAID機能搭載 ネットワーク対応HDD 4TB LS420D0402」という製品です。
前回はネットワークとRAIDの設定を変更しました。RAIDは「RAID 1」ミラーリング設定を行ったのですが、RAID構築に994分もの時間が必要だということが判明し、仮置きでケーブル類が部屋に散らばったまま放置することになりました。
今回は共有フォルダの作成を行いたいと思います。
「LS420D0402」の共有フォルダ作成
ちなみにRAID構築中でも、電源を切れないこと以外は設定やデータ保存などの作業が可能となっています。
Webブラウザから設定します
「LS420D」へ設定したIPアドレスにブラウザでアクセスすると、設定画面が表示されます。詳細設定から「共有フォルダー」を押し、次の画面へ進みます。
現在登録されている共有フォルダが表示されています。「info」は元々から存在するもので、製品情報のPDFが保存されています。削除することは出来ませんが、見えなくすることは可能です。
まずは「共有フォルダーの作成」を押して、フォルダを作成してみましょう。
「共有フォルダー設定」画面が表示されます。必須項目なのは「共有フォルダー名」だけですが、プロトコルなど必要に応じて設定していきます。我が家はWindows PCしかありませんので、「SMB」だけを有効にしてそれ以外はデフォルト設定のままで運用します。
ユーザごとのアクセス制限も設定予定がないので、「無効にする」のままにしています。ユーザ別に権限設定をしたい場合は先に「ユーザー」や「グループ」といった設定を行う必要があります。
「ごみ箱」は無効にすると削除したファイルは元に戻せません(Windowsのごみ箱には入りません)。「ごみ箱」を有効にするとファイル削除時に「trashbox」というフォルダに移動されるので、誤って削除しても元に戻すことが可能です。
ただし「trashbox」はたまる一方で自動的に削除はされません。定期的に削除を行わないと、無駄な容量を使用することになってしまうので注意が必要です。
このように簡単に共有フォルダーが作成完了です。
「NAS Navigator2」を起動し、「LS420D」を右クリックしたメニューにある「共有フォルダーを開く」を押すと、作成したフォルダがみられるようになっています。
また、右クリックメニューの「ショートカットの作成」を押すと、デスクトップに共有フォルダーのショートカットが作成されるので、わざわざ「NAS Navigator2」を起動する必要がなくなります。
ここまでのまとめ
特に大きな迷いもなく簡単に共有フォルダの作成が完了しました。
これだけでも運用は十分可能だと思われますが、夜間などに自動で電源を切る機能、時刻を正確な時間に合わせる機能がついているようなので、次回にその設定をしてみたいと思います。