「Windows10」の日本語入力を使用していると、3文字目を入力したところで固まったよう待たされてしまうことがあります。これは「Windows10」に標準搭載されている日本語入力ソフト「Microsoft IME」の「予測入力」機能によるもののようです。
「予測入力」機能はスマートフォンなどでもよく見られる、入力している文字の後に続くであろう単語を予測して候補として表示してくれる便利な機能ですが、通常の入力を邪魔されてはその機能も台無しです。
上記のアニメーションGIFのように3文字目の入力時(「にほn」と「かたm」時)に固まるように、少しの間が出来てしまいます。
毎回発生するわけではなく思い出したように発生してしまいますが、多くの入力を行いたいときに発生すると非常に効率が悪くなってしまいます。
根本的な解決はMicrosoftによる修正対応を待つ、ということになるのでしょうが、一時的な解決方法として「Microsoft IME」の「予測入力」機能をオフにする方法を案内しておきます。
Microsoft IMEの予測入力機能をオフにする
まず、Windowsタスクバーに表示されている日本語変換のアイコンを右クリックし、「プロパティ」から「詳細設定」を開きます。
もしくは、「スタートボタン」から「時刻と言語」、「地域と言語」とたどり、「日本語(Windowsの表示言語)」をクリックするとあらわれる「オプション」ボタンをクリック、「Microsoft IME」から「オプション」を開き、「詳細設定を開く」とたどっても同様の画面が開きます。
「Microsoft IME の詳細設定」画面から「予測入力」タブを開き、「予測入力を使用する」のチェックを外すか、「予測候補を表示するまでの文字数」を「3」よりも大きな数字にすると良いでしょう。
いずれかの設定を変更した後は、「適用」と「OK」ボタンを押すと設定が反映されます。
また、一度「予測入力を使用する」のチェックを外して適用を押し、再度「予測入力を使用する」のチェックを入れて適用を押すと、先ほどまで3文字目の入力時に固まっていたのが改善している場合もあります。
まとめ
「Windows10」の日本語入力を使用している際に、3文字目を入力したところで固まる現象は「Windows」の日本語入力ソフト「Microsoft IME」の「予測入力」機能によるもののようです。
根本的な解決はMicrosoftの対応を待つことになりますが、一時的な解決方法として「Microsoft IME」の「予測入力」機能をオフにする方法を案内しました。
「予測入力」をそれなりに便利に使用している人は、機能のオン・オフを試してみるのが良いでしょう。
コメント
つい先ほど、この症状になり困っていました!
記載していただいた方法で無事、解決しました。
ありがとうございます(*^-^*)
どうも、予測入力が原因ではなく「候補一覧表示」部分に何らかのバグがあるのではないかという感じもします。
候補選択中にフリーズすることもあるようなので・・・